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SUBKICKもどきと特殊MIDIケーブル

こんばんは。
大阪のレコーディングエンジニア ikenaga です。
担当しているのはレコーディングだけでなく、ミックスやマスタリングも含みますので、
厳密な意味でレコーディングエンジニアと名乗るのはおかしいのですが、
最近はレコーディングエンジニアとしての仕事が多いです。
でも、一番直近の仕事はマスタリングだったりもしますが・・・。

さて、本日は先日より自作しておりました、バスドラム専用の低音用マイクの性能実験を、
提携先のレコーディングスタジオで行ってきました。

これが実験中の写真です。
Subkickモドキ

正面からの写真も。
Subkickモドキ2


スピーカーとムービングコイル型のダイナミックマイクは基本構造が同じなので、
スピーカーもマイクプリに繋げば、マイクとして使用することが可能です。

とはいえ、マイクとして設計されていないので、普通のマイクのように使用するには無理があったのですが、
大口径のウーファーを使った低音収音には向いていたことから、
それを応用して、ウーファーを使ってバスドラの低音の鳴りを収音する、という手法が考えだされ、
現在ではYAMAHAからSUBKICKという製品が発売されています。(こんなの

理論上はスピーカーのウーファーユニットをマイクプリに繋げば、
成立するものなので、今回これを自作してみました。
まあ、構造的には後面開放型のスピーカーですね。
接続端子がキャノンな以外は、特別変わった点はありません。

ちなみに後面開放型でなく密閉型にすると、バスドラムの振動を受けた時に、
ウーファーユニットが後ろに動けないため、音に変なクセがつき、使い物になりません。
自作しようと思う方は、ご注意下さい。

SUBKICKを真似て、スタンド付き可動式にしようかとも思ったのですが、
それなら製品を買った方が早いので、今回は極力手間と予算を抑える方向で製作しました。

結果から言えば、大成功です。
SUBKICKが手元に無いので、比較は出来ませんが、
バスドラの低音をしっかり収める、という点において、十分満足出来る性能でした。
見栄えがマイクっぽくないのが残念ですが、アタックを捉えるマイクと合わせて使うことで、
パンチがありつつも、低域の量感豊かなバスドラの音が録音出来ます。

次回のドラム録音から使用していきたいと思います。


ちなみに今回このSUBKICKモドキとは別に、
もう一つ特殊なケーブルを作りました。

これ↓
MIDI-XLR

MIDIケーブルを改造したもので、片方の端子がXLRになっています。
これはバンドがせーので録音する時に、ブース側からパッチ盤を通してMIDI情報を送るためのケーブルです。
私が提携しているスタジオはパッチ盤にMIDI端子がないので、
今回こういった変則的なケーブルを製作しました。

ちなみにMIDIケーブルのDINコネクタは5PINですが、
実際に必要なのは真ん中の3本だけなので、マイクケーブルに変換しても代用出来たりします。

多分こんな変換ケーブルは市販されていないでしょう。需要がありませんからね。
需要があるとしたら、一部のスタジオだけで、
そういったところは大概自社内で私のように製作してしまいます。

今回は無いもの、必要なものは作る!!の精神で、
この2アイテムを製作しましたので、紹介させていただきました。

レコーディングエンジニアikenaga。
少しずつ機材も増強中です。
大阪でレコーディングをお考えの方は、ぜひ一度ご利用下さいませ。

http://accel-studio.com/
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プロフィール

アクセルスタジオ ikenaga

Author:アクセルスタジオ ikenaga
レコーディング・マスタリングエンジニア ikenaga です。
関西を中心に、レコーディング/ミキシング/マスタリング/MA/音声編集・ノイズ除去などの録音業務と、
ジングル・サウンドロゴ・効果音制作などの制作業務を行なっています。

ご依頼・お問い合わせ・お見積もりのご依頼は、
↓のホームページからよろしくお願い致します。

https://accel-studio.com/

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