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DDPとは

こんばんは。
レコーディング・マスタリングエンジニアのikenagaです。

最近マスタリング時の問い合わせでDDPとは何ぞや?ということをよく聞かれるので、
本日はCDプレス用のマスターフォーマットのひとつであるDDPについて簡単に説明しておこうと思います。

私のマスタリング業務でも取り扱っているDDPは、先に書いた通り、
オーディオCDを工場でプレスする際に、工場に納入するマスターのフォーマットのひとつです。
数年前からメジャーレコード会社を中心に普及し始め、
現在ではメジャーのCDはこのDDPでマスターを納品するのが主流と言われています。

工場に納入するマスターの形式は、工場がどのフォーマットに対応できるかによって異なりますが、
現在納入が受け付けられているのは、「3/4Uマチック」「PMCD」「DDP」の3つかと思います。

この中でもっとも一般的かつ、どこの工場でも受け入れ可能と思われるのがPMCDで、所謂オーディオCD-Rです。
(本当は厳格に規格化されていますが、最近はかなりゆるくなっています)
ただし、CDプレイヤーでかかれば何でもOKというわけではなく、エラーが多いとマスターとして使えませんし、
傷が入ったら、その瞬間アウト!!で、取り扱いには注意が必要です。

このPMCDをマスターとした場合、CD-Rへのオーディオ信号(ファイルではなく信号。これが重要。)の
書き込み時にジッタエラーやメディア自体が持つエラーの影響を受けて、音が変質します。
さらに、そうして出来上がったマスターからプレスする元となる金型(スタンパと言います)を作成するために、工場でオーディオ信号を吸い出すのですが、その際にも、音が変質します。

もちろん、変質するといってもそれはごく微量なものなのですが・・・。
(工場によっても、変質の度合いは変わります)

で、今回の本題であるDDPですが、
これはそのままスタンパの作成を行なえるフォーマットのオーディオファイルと思っていただければOKです。
もちろん工場への納入時にメディアに書き込みをして記録するのですが、
リニアなオーディオ信号を記録するわけではなく、ファイルとして記録するので、
書き込み時にも吸い出し時にも理論上音質の変化は起こりません。
つまり、CD-Rへの書き込み時、そして吸い出し時の音の変化を回避出来るわけですね。

理論的に音質面でPMCDよりも有利と言えるわけです。

最近はこのDDPでのマスター作成が増えており、
メジャーのプレスを扱うような、国内の大手工場はおおむね対応済みのようですが、
よく見る格安料金の業者などは未対応のところも多いようです。

私のマスタリングでは料金面でもPMCDよりもお安くさせていただいており、音質的にも有利と、
非常にメリットの多いDDPですが、マスタリングのご依頼時には必ずプレスに出される工場が、
DDPに対応しているか否か、を確認した上で発注をお願い致します。

もし、よろしければこちらで安心してプレスが出来る業者をご案内することも可能ですよ。

マスタリングのご依頼・ご相談は、こちらのホームページよりよろしくお願い致します。
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プロフィール

アクセルスタジオ ikenaga

Author:アクセルスタジオ ikenaga
レコーディング・マスタリングエンジニア ikenaga です。
関西を中心に、レコーディング/ミキシング/マスタリング/MA/音声編集・ノイズ除去などの録音業務と、
ジングル・サウンドロゴ・効果音制作などの制作業務を行なっています。

ご依頼・お問い合わせ・お見積もりのご依頼は、
↓のホームページからよろしくお願い致します。

https://accel-studio.com/

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