SOUNDELUX U99導入

本日長い間導入したかった待望のマイクが到着しました。

SOUNDELUX U99

NEUMANN U67をモチーフにして、ハリウッドのSoundelux社に所属していたマイク職人、
David Bock(現Bock Audio/Soundelux USA創立者)が設計した最高クラスの真空管マイクです。
今回導入したのは先日復刻されたSoundelux USAのモデルではなく、
その元になったSoundelux時代初期のU99です。

真空管もEF86(Soundelux後期および復刻モデルはEF732)で、交換がしやすく、
使う真空管で音を変えることも可能なので、さらに音を向上させていきたいですね。

大阪でレコーディングをお考えの方は是非、ご依頼下さいませ。
最高級のHAと合わせて、その声を録らせていただくのを楽しみにお待ちしております。

ご依頼はこちらのWEBページからお願い致します。
http://accel-studio.com
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レコーディング予約について

今日のお話はレコーディングの予約についての注意点。
うち以外に依頼する場合でも、大体同じことが言えますので、参考にして下さい。

さて、レコーディングを行う場合、
「どこで」「誰に」「いつ」録音してもらうか、ということを考えなくてはなりません。

「どこで」「誰に」はどんな音源を作りたいのかということを考えて、
どんなスタジオや機材を使うのかと、自分の作品にあったエンジニア選びをする必要があります。
音楽性のフィーリングが合うだとか、この機材を使いたいからだとか、
ストリングスを生録りするから広くて響きのいい部屋があるスタジオを使うだとか、
まあ、そういったことです。

基本的には信頼出来るエンジニアを選んで、
その人を交えて制作したい音源の方向性について打ち合わせ、
それに必要な環境を選んでいくというのがよいでしょう。
とはいえ、大阪ではエンジニアに依頼するというよりはスタジオに依頼する風習が強いので、
どうやってレコーディングエンジニアを探すの?ってなるかもしれませんが。

交流のある周囲のインディーズアーティストのCDの中から方向性が合いそうなものを選んで、
クレジットされているエンジニア、スタジオを探すもよし、あるいは直接本人に聞いてみてもよし。
ここで音源のクオリティが左右されますので、めんどくさいわーっと妥協せずに、
しっかりと吟味、検討するようにしてみて下さい。


「いつ」なのかは、自主制作の楽曲なら音源のリリースタイミング、
オーディションなどに送るデモ音源やボイスサンプルなら提出締切など、
それらによっていつ頃までに収録した方がよいのかが決まってきます。

インディーズアーティストの自主制作音源であれば、
レコーディング後のミックス、マスタリング、CDプレスなどのスケジュールを考慮して、
音源リリースの2ヶ月前くらいまでには、レコーディングが終えられるように。
ギリギリで進める方法もありますが、ギリギリでやってしまうと、
納得出来てなくても、納期に間に合わせるためにOKを出さなくてはならなくなったり、
作品のクオリティに影響が出てしまうことが多いです。
その際にリリース日を延期できるなら、それでもよいですが、
レコ発イベントなどを組んでいた場合は厳しくなると思います。

たまにですが、プレス工場から納品されてきた完成盤に不備があって、
再プレスが必要になるケースも聞きます。
プレス前に行うエラーチェックなどで不備が見つかり、
プレス工場から突き返されてくるマスターもあります。
私もそういったケースでプレス屋さんから相談されて、他のスタジオのミスの尻拭いをする形で、
リリースに間に合うようにマスターを作り直してあげたこともあります。
できるだけ余裕は見ておいた方がよいでしょう。

オーディションに提出するようなデモ音源や、ボイスサンプルであれば、
まあ割とギリギリでもどうにかなりますが、そういう時期は混み合いますので、
少し早めに余裕を持って制作した方がよいでしょう。
万が一、レコーディング予約日に体調を崩したりしても再録日を設けられるよう、
締切の2週間程度前までにというのが安全かなと思います。

そして、スタジオやエンジニアに依頼、予約を入れるタイミングですが、
遅くてもその予約日の2週間前には連絡した方がいいでしょう。
本当は1〜2ヶ月前に連絡出来れば、希望のブッキングが出来やすいですが、
売れっ子のエンジニア、人気のスタジオは半年先まで空きがないこともあります。

私の場合、別に売れっ子というわけではないので、
半年先まで空きがないとかはありませんが、それでも1年先に入っている予約自体はあります。
長期間にまたがる案件であれば、1年前もってスケジュールを押さえることも珍しくはありません。
また、時期によって混み合うタイミングというのもあります。

当然近い日程になればなるほど、他の案件で予約が入っているケースが増えていきます。
ギリギリになってしまった場合も、連絡せずに諦める必要はありませんし、
ダメ元でも連絡をとるべきだと思いますが、なるべく前もってスケジュールを組むようにしましょう。

せっかくレコーディングをするのですから、出来るだけ良いものを作れるよう、
前もってスケジュールを立て、余裕を持って制作に臨んで下さい。

あなたからのご依頼、お待ちしております。
お問い合わせはこちらのWEBページからお願いします。
http://accel-studio.com

新機材「アーロンチェア」

先日注文していたアーロンチェアがようやく届きました。
この春リニューアルした新モデルです。

アーロンチェア

店舗でも実際に座って確認していたわけですが、さすがアーロンチェア!
座り心地は最高です。本当にストレスフリー。
体の動きに合わせて椅子がついてくる感じは今まで経験がありません。
これで今までよりも長時間の作業時にも集中力が維持できることでしょう。
どんないい機材やプラグインを使って作業をしても、
結局音を決めるのは、それを聴いている自分自身。
良いコンディションを保って聴くことが出来なければ、
良い音、良い作品にはなりません。

そういう意味ではこのアーロンチェアはもはやハイエンド機材と言えるでしょう。
多くのスタジオでも採用されている理由がよく分かります。
たかが椅子。されど椅子。
椅子に十数万もの金額を費やすことには、なかなかの抵抗がありましたが、
買ってよかったなと思える買い物でした。

おかげでやる気もグイッと上がっております。
レコーディング、ミックス、マスタリングのご依頼お待ちしております。
ご連絡はWEBページのメールフォームからお願い致します。
http://accel-studio.com

ノイズ除去

3ヶ月半ぶりのブログ更新です。
その間、色々なプラグインを買ったり、トピックはあったのですが、
書くのが面倒くさくてすっかり更新が滞っていました。

その点、瞬間的につぶやけるTwitterって便利だなぁ、
と改めて思ったりもしているわけですが、今回のお題はノイズ除去について。

レコーディングしていると、どうしてもノイズが入ってしまうことがあります。
声録りであれば、リップノイズやブレスノイズを完全に避けることは出来ませんし、
楽器でも演奏者がエキサイトしてしまって、余計な動きの音が入ることがあります。
ギターアンプが出しているノイズが目立ってしまったりという経験は、誰もがあると思います。
ましてやロケであれば、周囲はノイズの海ですから、いくらでも不要な音がかぶってくるわけです。

ノイズとはつまり目的の音以外の不要な音なので、当然ながら混ざるのは好ましくありません。
今までもそういった音の除去を依頼されることはありましたが、その方面では非常に評価の高い、
iZotope社のRX最新バージョンのRX6がリリースされましたので、早速導入しました。

リップノイズの除去なんかだと、波形をペンシルツールで弄った方が早いケースも多いですが、
それではどうしても消しきれないケースは、このソフトが大活躍します。
それ以外にもうっかり混入してしまった音もかなりのレベルで除去が可能です。
収録環境によっては部屋の反響が激しくて、声が不明瞭になったりもしますが、
それにも響きを減らして対応することが可能です。

ノイズ除去・整音の分野の依頼では、今までに隠し録りした音源を、
裁判用に聞き取りやすく調整したことなどもありましたが、
今までもノウハウに加えて、こういったソフトを併用することで、
さらにクオリティの高い仕上げが見込めます。

是非、
「ロケの収録音源にノイズが〜!でも、タレント呼んで再録なんて出来ない!!」
「レコーディング時には気づかなかったけど、ミックス時にコンプで叩いたら気になるノイズが〜!」
「ボイスドラマを収録したけど、リップノイズが多くて!」
な〜んて場合は、アクセルスタジオまでご相談ください。

ご連絡はこちらのWEBページからお願い致します。
http://accel-studio.com

Warm Audio WA87

1月に入ってから、新しいマイクを購入しました。

NeumannのU87といえば、ビンテージの無印およびi、現行モデルのAiと、
レコーディング業界では非常にスタンダードなコンデンサーマイクであり、
この仕事に携わる人間であれば、誰でも知っているであろう大定番です。
真っ当なレコーディングスタジオであれば、大抵常備されていますね。

ただ、2017年1月時点ではショックマウントとのセットで、30万円を超す価格と、
導入にはそれなりのコストがかかるマイクです。
ビンテージの無印およびiに至っては、中古市場で探すしかなく、
やはり値段的には同程度の金額が求められます。

そのマイクを再現したという触れ込みで昨年末に売り出されたのが、Warm AudioのWA87。
今回私が購入したマイクで、その値段は税込で6万5千円くらい。
Neumann U87Aiのおよそ1/5の価格です。
もう、その値段でどれだけ再現しているのかと、興味が湧いて仕方なく、
気がついた時には、ポチってしまっていました。

さて、そのマイクが届いてボーカルでチェックしてみたので、ざっと感想を。
製品ページのスペック欄には「classic "87-style" circuit.」とありますので、
現行U87Aiではなく、ビンテージのU87もしくはU87iに似せたものと思われます。

しかし、一聴してみた感じでは、どちらと比較しても中高域のエッジが立った、
もっと主張してくるサウンドという印象でした。正直そこまで似ているとは感じません。

これはWA87のf特を見ると、4kHzのあたりが持ち上がっていることからも分かるように、
耳につく帯域があらかじめ強調されているためと思われます。
ただ、その辺りをEQで適宜抑えてあげると、U87の風味みたいなものは、
多少感じられるのですが、これはやはり別物のマイクです。
ビンテージU87のような滑らかさ、まろやかさ、安定感のある音の太さはありませんし、
現行U87Aiのような中域の独特の輪郭もありません。もっとピーキーです。
強いて言うなら、ビンテージよりは現行U87Aiに近い印象ですが。
なお、誤解しないでいただいたいのは、別にそこまで似てないというだけで、
普通に仕事で使えるクオリティは十分に備えているマイクだと思います。

ちなみに同じような価格帯ということではAudio TechnicaのAT4050/CM5とも比べてみましたが、
低域から高域までの音のメリハリ、スピード感ではAT4050/CM5に軍配が上がるように思います。
ただ、派手なオケの中でボーカルに使うなら、WA87の方が使いやすいかもしれません。
マイクはボーカリストの声質や歌い方、楽器の音色などによって合う合わないがありますので、
単純に優劣は決められませんが、少なくともこの価格帯での一つの選択肢にはなりえるでしょう。
(単純な順位を決めたがる人は数多くいると思いますが、それは愚かだと思います)

しかし、Neumann U87もしくはU87Aiのサウンドを求めている人には、
やはりそのものを手に入れるか、置いているスタジオ(ほとんどか)を利用することをお勧めします。
WA87は値段も随分安いので、くれぐれも期待しすぎないように!
プロフィール

アクセルスタジオ ikenaga

Author:アクセルスタジオ ikenaga
レコーディング・マスタリングエンジニア ikenaga です。
関西を中心に、レコーディング/ミキシング/マスタリング/MA/音声編集・ノイズ除去などの録音業務と、
ジングル・サウンドロゴ・効果音制作などの制作業務を行なっています。

ご依頼・お問い合わせ・お見積もりのご依頼は、
↓のホームページからよろしくお願い致します。

http://accel-studio.com/

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